足場が完成するまでの全体の流れ
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足場組立の一連の基本手順
足場組立はまず資材を現場に運び込むところから始まります。
重量があるため多くの現場ではクレーンを使用し効率的に搬入します。
資材を揃えた後は敷板を設置し、足場全体を支える基盤を整えます。
この敷板は強度と水平性を兼ね備える必要があり、不備があればその後の作業に影響が出ます。
次に支柱を打ち込み、足場板を固定し、さらに手すりや横揺れを防ぐ筋交いを取り付けます。
最後に安全ネットやメッシュシートを設置して落下防止を図れば完成です。
流れを理解しておけば現場での作業がスムーズになり、事故の予防にもつながります。
疑問はその場で必ず解消
足場の知識を持っていても、実際の現場では予想外の疑問が生じることがあります。
その際は必ず経験豊富な作業員に質問し、不明点を放置しないことが重要です。
質問は恥ずかしい行為ではなく、安全を守るための行動です。
聞かずに進めてしまうと判断ミスにつながり、事故やケガの原因になります。
特に初心者は自信がなくても積極的に確認し、納得してから作業を進めることが求められます。
仲間を巻き込む事故を防ぐためにも、不安や疑問はその場で解決する姿勢が欠かせません。